色鉛筆紺色作り方
Sarah Rodriguez
Updated on September 01, 2026
# 色鉛筆で紺色の作り方|重ね塗りで深みのある紺をきれいに表現するコツ
色鉛筆で「紺色」を作りたいのに、思ったより明るくなったり、黒っぽく濁ったりして困ったことはありませんか。紺色は青をベースにしながら、少し暗さと深みを加えることで表現できる色です。しかし、単純に青と黒を強く重ねるだけでは、きれいな紺色になりにくいことがあります。
この記事では、色鉛筆で紺色を作る方法をわかりやすく解説します。初心者でも実践しやすい重ね塗りの順番、相性のよい色、失敗しにくいコツまでまとめました。落ち着いた夜空や制服、布の質感などを自然に描きたい方はぜひ参考にしてください。
## 色鉛筆で紺色は作れる?
結論からいうと、色鉛筆でも紺色は十分作れます。ただし、絵の具のように混色して一度で完成させるのではなく、複数の色を何層にも重ねながら紺色に近づけていくのが基本です。
紺色は、以下の要素を含む色です。
- 青の鮮やかさ
- 暗さ
- やや紫寄り、または緑寄りのニュアンス
- 深みと落ち着き
そのため、手持ちの色鉛筆に「紺」がなくても、青を中心に黒・紫・こげ茶などを補助的に使うことで表現できます。
## 紺色を作る基本の組み合わせ
色鉛筆で紺色を作るときは、まず基本の組み合わせを知っておくと便利です。
### 1. 青+黒
もっともシンプルな方法です。
濃い青を塗った上から、黒を少しずつ重ねることで紺色に近づきます。
ポイント
- 最初から黒を強く入れすぎない
- 青を主役にして、黒は暗さを足す程度に使う
- 均一に塗るよりも、何層かに分けて重ねる
黒が多すぎると、ただの暗い色になってしまうため注意が必要です。
### 2. 青+紫
青に紫を重ねると、深みのある上品な紺色になりやすいです。
特に夜空や布、影のある部分を描くときに向いています。
こんなときにおすすめ
- 少し高級感のある紺色にしたい
- 冷たい印象より、落ち着いた印象を出したい
- 単純な青黒ではない自然な深みがほしい
### 3. 青+こげ茶+黒
紺色に落ち着きや渋さを加えたいときに役立つ組み合わせです。
こげ茶を少量入れることで、黒だけでは出しにくい自然な深みが生まれます。
向いている表現
- 制服
- 革小物
- 濃い布地
- シックな背景色
## 色鉛筆で紺色を作る手順
きれいな紺色を作るには、塗る順番がとても大切です。以下の手順で進めると、濁りにくく自然な色味になります。
### 手順1:青を薄く全体に塗る
まずはベースとなる青を全体に軽い力で塗ります。
この段階では、まだ明るい青で問題ありません。紙の目をつぶしすぎず、やさしく塗るのがコツです。
### 手順2:同じ青を重ねて濃さを出す
次に、青をもう一度重ねて色の土台を作ります。
1回で濃くしようとせず、数回に分けて塗ることでムラを防げます。
### 手順3:紫または黒を少量重ねる
土台の青ができたら、紺色らしい深みを加えます。
- 深く上品にしたい → 紫を少量
- はっきり暗くしたい → 黒を少量
- 落ち着いた自然な紺にしたい → こげ茶をほんの少し
補助色は一気に入れず、様子を見ながら少しずつ重ねるのが重要です。
### 手順4:最後に青でなじませる
黒や紫を重ねたあと、もう一度青を上から薄く重ねると、色同士がなじんで自然な紺色になります。
このひと手間で、色が分離した感じを抑えやすくなります。
## きれいな紺色に仕上げるコツ
色鉛筆で紺色を作るときは、次のコツを意識すると仕上がりが大きく変わります。
### 力を入れすぎない
強い筆圧で最初から塗ると、後から色を重ねにくくなります。
特に紺色のような深い色は、薄塗りを何度も重ねる方がきれいです。
### 黒を使いすぎない
紺色作りで失敗しやすい原因のひとつが、黒の入れすぎです。
黒は便利ですが、多すぎると青の鮮やかさが消えてしまいます。あくまで補助色として使いましょう。
### 紫を活用する
青と黒だけでは単調になりやすい場合、紫を少し加えることで奥行きが出ます。
とくに人物の服や夜景などでは、紫が入ることで自然で美しい紺色になります。
### 紙との相性も考える
ざらつきのある紙は重ね塗りしやすく、深い紺色を作りやすいです。
反対に、つるつるした紙では色が乗りにくいこともあります。発色を重視するなら、色鉛筆向きの紙を選ぶとよいでしょう。
## 紺色作りにおすすめの色鉛筆の色
手持ちの色鉛筆から紺色に近づけやすい色を選ぶなら、次のような色が便利です。
- 濃い青
- 群青
- 紫
- 黒
- こげ茶
- ダークグレー
特に群青系の青があると、紺色作りがかなりしやすくなります。
黒の代わりにダークグレーを使うと、やわらかい紺色になることもあります。
## 紺色を表現したい場面別の作り方
描く対象によって、同じ紺色でも少し調整するとより自然です。
### 夜空の紺色
夜空は真っ黒で��なく、青や紫を含んだ深い色です。
青をベースに、紫を多めに重ね、必要なら一部に黒を足すと雰囲気が出ます。
### 制服の紺色
制服は落ち着きと清潔感が大切です。
青にこげ茶やダークグレーを少し加えると、自然で布らしい紺色になります。
### 海や水面の紺色
水の紺色は、暗さだけでなく透明感も必要です。
黒を少なめにし、青の層を多く重ねるときれいに見えます。
## 色鉛筆で紺色を作るときのよくある失敗
### ただ黒っぽいだけになる
原因は、青の層が足りないか、黒が多すぎる可能性があります。
まず青をしっかり作ってから、黒をごく少量だけ足しましょう。
### ムラになってしまう
塗る方向がバラバラだったり、一度に濃くしようとするとムラが出やすいです。
一定方向で薄く塗り、何回か重ねると改善しやすいです。
### 鮮やかさがなくなる
補助色を多く使いすぎると、青の魅力が失われます。
最後に青を重ねて、色のまとまりを整えるのがおすすめです。
## まとめ|色鉛筆の紺色は青を軸に重ね塗りで作る
色鉛筆で紺色を作るときは、青をベースにして黒・紫・こげ茶などを少しずつ重ねるのが基本です。大切なのは、一度に完成させようとせず、薄く何層も重ねて深みを出すことです。
ポイントをおさらいすると、以下の通りです。
- 紺色は青を主役にする
- 黒は少量ずつ使う
- 紫を加えると深みが増す
- こげ茶を少し入れると自然な落ち着きが出る
- 最後に青でなじませると美しく仕上がる
手持ちの色鉛筆でも工夫次第で、きれいな紺色は十分表現できます。ぜひ重ね塗りを試しながら、自分好みの紺色を見つけてみてください。